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2019年 9月3日
Vol. 22 ハードディスクドライブ(HDD)の故障は予期できない |
HDDは「いつ壊れてもおかしくない」という考えのもと使用するものではありますが、心の奥底では「新しいHDDなら大丈夫だろう」ですとか、「エラーチェックして問題が出てないHDDだから大丈夫だろう」という考えが生まれてしまいます。
しかし残念ながら、やはり「HDDは突然壊れる」ものです。
今回、まさにそういった場面に遭遇しましたので、顛末を書き記してみます。
事の発端は、まもなくポスプロ作業に入る予定の自主制作映画に関わる素材を細かく整理し直したので、改めてバックアップHDDを作成しようとしたことです。
バックアップ先は、2017年2月に購入した4TBの外付けHDD。Windowsの「disk part」の「clean」コマンドで管理領域を削除後、メーカー純正の診断ツールを使い完全ドライブテストを行い、問題がないことを確認しました。
WD Drive Utilitiesの画面
あとはNTFSでフォーマットして、Fast Copyで翌朝にはコピーが完了するはずでした。しかし……。
FastCopyの画面
コピー後に実行されるベリファイにて、ファイルの読み込みエラーが発生していました。故障品で入手した廉価なノートパソコン(部品交換して問題なく動作しているもの)を使用していたので、当初はパソコン自体の不具合も疑っていました。こういった場合、Windowsのイベントビューアーを見ると原因を掴める可能性があります。
イベントビューアーの画面
HDDへのアクセスで問題が発生していることがわかりました。一応念のため、S.M.A.R.T.情報を確認すると……。
CrystalDiskInfoの画面
どうやら、不良セクタが発生しているようです。前日にメーカー純正のツールで完全ドライブテストを実施していましたが、改めて実行してみました。
WD Drive Utilitiesの画面
S.M.A.R.T.ステータスはなぜか合格しているものの、ドライブテストは失敗してしまいました。
これらの結果から、「HDDが壊れた」と判断しました。CrystalDiskInfoの画面から分かる通り、電源投入回数は200回弱で使用時間も100時間強と、ほとんど使用していないHDDでした。頻繁に移動することもなく、基本的には棚で保管していました。
そういった使用状況でも、あっさりとファイルが読めなくなるような不具合が発生してしまう可能性があるわけで、改めてバックアップの大切さを実感しました。 |
by camerakun ¦ 20:09, Tuesday, Sep 03, 2019 ¦ 固定リンク
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